ソニー不動産の口コミ・評判ってどのようなものがあるのでしょうか。
また、2015年に営業を開始した『ソニー不動産』ですが、ソニーと聞くとテレビなどの家電を思い出す人がほとんどでしょう。
そんな家電を得意とするソニーが鳴り物入りで不動産会社に参集してきました。
ソニー不動産は米国が不動産取引制度の[エージェント]制を採用しており、顧客満足度重視の営業方針で、日本の不動産業界に変革をもたらすべく大々的にマスコミなどに報道をしました。
不動産売却相談をされる人からソニー不動産についての疑問や質問も多く、ソニー不動産とはどのような不動産会社なのかを解説していきます。
【ソニー不動産とは?】
ソニー不動産に寄せられる質問には以下のようなものがあります。
- ソニー不動産はそんなに顧客満足度が高いの?
- ソニー不動産に売却をお願いすると、相場よりも高く売れるって本当?
- ソニー不動産って仲介手数料が無料って本当?
ソニー不動産が不動産業界に進出するのに挙げたのが、冒頭でも説明したように[エージェント制の導入]と[両手取引の放棄]です。
[エージェント]とは代理人の事を指し、アメリカでは売主の代理人を『セラーズエージェント』と呼び、買主の代理人を『バイヤーズエージェント』と呼びます。
日本の様に『両手取引』である『双方代理』は行っておりません。
エージェント制の導入はアメリカの不動産取引の仕組みを日本の不動産市場に持ち込んだのですが、その目的は『両手取引の放棄』です。
『両手取引とは?』
不動産会社にとって顧客から受け取る仲介手数料が主な収入です。
この仲介手数料を売主と買主、双方から貰えると1件の取引で2件分の仲介手数料を受け取ることができます。
・両手取引の場合
売主から物件を任された不動産会社Aが宣伝や広告を打ち、自ら買主を見つけられた場合、A社は売主からと買主からも仲介手数料が受け取れます。
これを両手取引と呼びます。
・片手取引の場合
売主から預かった物件をレインズに掲載していたところ、それを見たB社が買主を連れてきて取引が完了した場合、A社は売主から、B社は買主からそれぞれ仲介手数料を受けとれます。
上記のように両手取引とは売主と買主どちらからも仲介手数料が受け取れるため、不動産会社はできるだけ両手取引を目指しております。
ソニー不動産はこの両手取引をしないという事です。
【Googleマップとデータを組み合わせたシステム】
ソニー不動産はIT技術を駆使して独自の物件情報システムを開発しました。
グーグルマップのストリートビューを使い、物件の相場が調べられるシステム『ソニー不動産物件探索MAP』と『不動産価格推定エンジン』です。
不動産の売り出し価格や成約価格がグーグルマップ上で簡単に確認できるようになりました。
以前はゼンリン地図を使用していましたが、これを使用すれば各営業マンがタブレット端末を使って顧客先でも簡単に確認することができるようになりました。
当然、営業マンの物件価格水準の把握、査定に要する時間も大幅に短縮されて、作業も効率化されました。
『ソニー不動産価格推定エンジン』
不動産価格推定エンジンとは、ソニー株式会社R&Dのディープラーニング(深層学習)技術と、ソニー不動産の不動産査定のノウハウや不動産取引に特有の知識を活用して、ソニーとソニー不動産が共同で開発した機械学習ソリューションです。
・エンジンの特徴
- 過去の様々な不動産関連情報を元に不動産の成約価格を推定する
- 1都3件すべての中古マンションの成約価格の推定が可能
- 最新のデータを自動的に学習して、常に最新の推定価格を算出する
・エンジンの用途
不動産の売却価格や購入価格はどのように判断すればよいのでしょうか?
多くは不動産会社が路線価格や人手によって調査、過去の経験を元に物件の価格を設定していきます。
しかし、この方法ではそれぞれの不動産会社や営業の担当者の能力や経験の違いによって、不動産の評価額が大きく変化してしまう可能性があります。
ソニー不動産では、購入希望者が売却価格を検討する目的や、想定される成約価格を把握する目的で利用してもらえるよう、売却・購入コンサルティングサービスをご利用の購入希望者に対し、このエンジンで算出される推定成約価格を提供する新たなサービスを開始します。
『ソニー不動産物件検索マップ』
ソニー不動産株式会社R&Dとソニー不動産が共同開発した不動産価格推定エンジンを利用して、地図上に中古マンション物件の情報をマッピングしたシステムです。
不動産価格推定エンジンで算出された価格と、市場に流通している物件の販売価格の差異を、地図上で確認することができます。
・物件探索マップの特徴
1都3県の販売中の中古マンションの販売価格とシステム推定価格の差異が地図上で確認できる。
また、物件情報以外にも周辺にある学校や病院など気になる周辺施設の情報も合わせて地図上で確認できます。
気になった物件をお気に入りに登録することができ、簡単に比較をすることが可能。
表示されているエリアと各都道府県における販売価格の分布などの統計情報を比較でき、広さ、築年数、間取り、徒歩分などの統計情報も合わせて確認できます。
最後に、おうちダイレクトに登録されている販売物件の情報も地図上で確認できます。
・物件探索マップの開発背景
購入希望者は購入しようとしている物件の立地については、地図上で確認したいものです。
この物件探索マップを使えば、現在販売中の物件を地図上で確認することができ、『システム推定価格』と『販売価格』を比較した結果に基づき、その物件が割高なのか割安なのかを一目でわかるように色分けをして表示されます。
また、学区や学校、病院、スーパーなどの周辺環境情報も物件探索マップで確認することができる他、お気に入りに登録すれば気に入った物件同士を比較検討することができます。
【ソニー不動産がYahoo! JAPANと提携】
ソニー不動産は2015年7月にYahoo! JAPANと提携しました。
トップページには『不動産売買プラットホーム』として『おうちダイレクト』を11月から開始しました。
『おうちダイレクト』とは、マンションの売主と買主の間に仲介業者が介入することなく、売主と買主を直接結び付けるマッチングシステムであり、価格査定もデータベースを使って最短1分で簡単にできます。
このシステムを利用すると売主は仲介手数料を支払うことなく無料でマンションの売却が可能です。
しかし、買主はソニー不動産に既定の3%+6万円×消費税を支払う必要がありますが。
簡単に説明をすると、個人間売買をYahoo! 不動産サイトでソニー不動産が取引のサポートをするマッチングシステムだと考えればわかりやすいと思います。
『おうちダイレクト』
おうちダイレクトとは、買主と売主をできる限りダイレクトに繋げることで、より新鮮で安心な情報をよりスピーディーに届けるためのシステムです。
売主が直接掲載している物件と不動産会社の元付物件(専任媒介契約、専属専任媒介契約、売主、代理)のみを掲載し、売主は不動産の売り方プランを自由に選べるという特徴があります。
更におうちダイレクトの機能を使えば、AIによる物件の価格査定や、現在は売りに出されていない不動産データから希望の物件を検索してマンションオーナーにアプローチすることができます。
※2018年7月の時点においては首都圏のマンションのデータのみ
おうちダイレクトは『マッチングサービス』と『仲介サービス』の二つのサービスで構成されております。
マッチングサービスではYahoo! 不動産に以下の物件情報が掲載され、購入希望者が物件検索や見学予約、問い合わせなどをすることができます。
・オーナーが自ら掲載する物件(セルフ物件)
・不動産物件のオーナーが指定仲介会社と売却にかかる媒介契約を結んでいる物件(仲介物件)
売り出しの対象となる物件は、居住用及び投資用のマンションのセルフ物件と、居住用及び投資用のマンション、一戸建て、土地の仲介物件です。
実際に売りに出された物件に購入希望者が、物件の見学を申し込む(居住用物件の場合)、または、物件の問い合わせを行う(投資用物件の場合)ことによりマッチングが成立します。
この際のマッチングサービスはYahoo! が提供し、料金は無料となっています。
仲介サービスではYahoo! の指定する不動産仲介会社(指定仲介会社)が、物件の売買契約がすべて完了するまでをサポートしてくれて、指定仲介会社のみが提供し所定の仲介手数料がかかります。
[おうちダイレクトの仕組み]
マンションを所有している所有者は、自分の物件を登録することで、自分のマンションのシステム推定価格を確認することができます。
「買いたい!」リクエストのよって、マンションの人気度を確認することができるので、現在の段階では売却を検討していない人でも、マンションの人気を把握することができるので、売却するタイミングを見るには役に立つシステムです。
・システム推定価格とは
ソニー株式会社とソニー不動産が共同開発したシステムで様々さ不動産関連情報を元に、独自のアルゴリズムを基づいて膨大な量のデータを解析し、統計的に算出した不動産売買における推定成約価格です。
ただし、この価格は制約を保証するものではありません。
また、システム推定価格は分譲時の間取りを元に算出されているため、間取りの変更を行っている場合、変更後の間取りを元に再計算したものが表示されます。
[気になるマンションの詳細が確認できる]
おうちダイレクトでは、1都3県のマンションをデータベース化し、現在売り出し中のマンションの物件情報を比較することができるほか、現在売りに出されていないマンションについても、タイプ別に面積や間取り図、システム推定価格などの情報を確認することができます。(対象外のマンションも一部あり)
欲しいマンション、気になるマンションに「買いたい!」リクエストをすることで、購入希望者の想いを売主に届けることができます。
・「買いたい!」リクエストとは
「買いたい!」リクエストとは、購入希望者が欲しいマンションが見つかったけど、そのマンションで売り出し中の物件がない場合、リクエストをしておくだけで、そのマンションから売り出し物件が出たら通知してくれるという便利な機能です。
そのマンションの購入希望者としての想いが売主に届くだけでなく、マンションの間取りタイプごとのシステム推定価格が確認できるようになる。
住戸単位ではなく建物単位でリクエストを行うことができ、購入希望者の希望の間取り、専有面積、所在階を指定してリクエストを行う事もできます。
そのマンションで個人から売りに出された場合、登録しておいたメールアドレスに通知が来るようになっています。
「買いたい!」リクエストではYahoo! JAPANIDが必要で、1つのIDにつき10件までのリクエストをすることが可能です。
また、匿名で行えるため、売主からや指定仲介会社から連絡が来ることはありません。
・セルフ売却
セルフ売却とは売主自身が自分の物件の情報を掲載し売り出すことです。
しかし、エリアと物件の条件に制限があります。
物件の価格を自由に決められるのはもちろん、掲載する写真の選定やアップロード、PRコメントなども売主自身で入力することができます。
おうちダイレクト上に掲載されると、その物件に興味を持った購入希望者から直接質問が届くこともあります。
その為、質問の回答もダイレクトに行えるため、話がスムーズに進むかもしれません。
・セルフ売却で売り出す方法[居住用物件]
セルフ売却でマンションを登録すると、おうちダイレクト上で売り出すことが可能です。
しかし、一部おうちダイレクトで売り出しのできない物件があります。
現在の売り出し可能エリアは東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県の各対象エリアのみとなっております。
売り出しの手順は
- 売り出しフォームに必要な情報を入力する
- 本人情報を入力後、証明書を送信する
- おうちダイレクトのスタッフによる、所有者確認や管理費等の費用を確認する
- 価格の表示と見学申し込み受付開始をする
居住用物件として売り出し可能な条件は以下のすべてに該当するもののみとなっております。
・居住用の区分所有マンション
・現在賃貸中ではないこと
・購入希望者の物件見学を受けられる事
・おうちダイレクト以外のサービスで売却活動をおこなっていないこと
(売り出す物件が法人所有の場合はこの限りではありません)
・売却する意思がある
・全部委託の管理契約である事(例外あり)
・土地の権利が所有権のみである事(例外あり)
・その他、おうちダイレクト利用規約に定める基準を満たしていること
・売り出し対応エリア内のマンション
・セルフ売却で売り出す[投資用物件]
投資用の物件をおうちダイレクトで売り出す方法は、以下の通りです。
- 売り出しフォームに情報を入力する
- 本人情報を入力後、証明書を送信
- 賃貸借条件等の確認と賃貸借契約書、委任状の提出
- 掲載開始と物件の問い合わせの受付を開始
投資用物件として売り出せる物件は以下のすべてに該当するもののみです。
・現に賃貸中の区分所有マンションである事
・おうちダイレクト以外のサービスで売却活動をおこなっていないこと
(売り出す物件が法人所有の場合はこの限りではありません)
・売却の意思がある事
・差し押さえがされていない事
・全部委託の管理形態になっている事(例外あり)
・土地の権利が所有権のみである事(例外あり)
・その他、おうちダイレクト利用規約に定める基準を満たしていること
・売り出し対応エリア内のマンション
『他の不動産業界からの圧力』
宅建業者の加盟する団体は2つあり、1つは「全国宅地建物取引業協会連合会(全宅連)」=鳩マークともう1つは[全日本不動産協会]=ウサギのマークがあります。
これら2つの団体がYahoo! 不動産への物件情報の提供の中止を発表しました。
さらに、大手の業者が加盟している不動産流通経営協会(FRK)は2015年10月、既に提携解消に合意し物件の情報提供の中止をしております。
【ソニー不動産は本当に仲介手数料が無料?】
結論から言うと答えは「NO」です。
仲介手数料が無料になるのは「ソニー不動産」がYahoo! と提携している[おうちダイレクト]を使って売主自身が契約や決済まですべて自分でした場合のみ仲介手数料が無料になります。
単にソニー不動産に売却や購入を任せた場合は、仲介手数料の上限である「3%+6万円(税別)」を支払う必要があります。
また、「やっただけの手数料制度」というものを導入し、あまり手間暇をかけずに売れた場合と、時間と費用をかけて成約まで至った場合の手数料が全くの同額では不公平だという考えで、ソニー不動産がどれだけその物件の売却に動いたかで仲介手数料の額が変動するシステムです。
『おうちダイレクトで売却すれば無料』
ソニー不動産がYahoo! 不動産との提携で行われている[おうちダイレクト]を使用し、売主自身が内覧から契約、決済まですべて行った場合、本当に仲介手数料は無料になります。
しかし、不動産の知識もない一般の個人が不動産の取引を契約から決済までをすべてをこなせるとは到底思えません。
そこでソニー不動産がサポートに入り、決済までしっかりとサポートをしてくれるのですが、その場合、仲介手数料は本当に無料になりますが、何らかの名目で費用を求めてきます。
ソニー不動産も商売で行っているのですから、全くの無料では会社として成り立たなくなりますので、逆に「すべて無料」というのがおかしいのです。
【ソニー不動産の査定は、両手取引を行わないのが特徴】
冒頭でも説明した通り、ソニー不動産では両手取引を原則として行わず、売主第一を考えた売却活動をしております。
ソニー不動産のビジネスモデルで注目されているのが「エージェント制度」と呼ばれるもので、これは両手取引を行わないとする制度です。
仲介手数料には上限が設けられているため、より多くの報酬を得ようと思えば、両手取引をするか、顧客を増やしていくしか方法はありません。
しかし、ソニー不動産ではこの両手取引を放棄し、売主の事を考えた売却活動を行う事を断言しております。
『なぜ両手取引だと損をするのか?』
ソニー不動産が注目されている理由は、売主としか契約をしない[片手取引]を行っているからである。
両手取引を行う不動産会社と仲介契約を締結した場合、売主が損をすることがあります。
不動産業者の中には、自社の利益を重視して、片手取引を極力避け両手取引のみを狙っていく業者もありますし、物件の販売価格を適正以上に値下げしたりする業者もあります。
例えば、A社が3000万円で売却できる物件を仲介して、B社が見つけてきた買い手に売却した場合の、それぞれの仲介手数料は3000万円×3%+6万円×消費税=103万6800円となります。
しかし、この物件を2500万円でA社が自ら見つけてきた買主に売却した場合、2500万円×3%+6万円×消費税=87万4800円を売主と買主双方から受け取ることができます。
合計で174万9600円となり、3000万円の片手取引に比べて71万2800円の差が出てきます。
このことから、物件の市場価格から大幅に値下げをしてでも、両手取引で得られる利益の方が大きくなりますので、不動産会社は両手取引をするべく躍起になるわけです。
両手取引を成立させたいがために、自社の物件を他社に紹介をしない[囲い込み]や、適正価格以下の値下げなどが起きてしまいます。
不動産会社は売主から物件を預かったらレインズに登録をしなければならないので、囲い込みなどはできないと思う方もいると思います。
しかし、レインズに登録していても成約済みや、契約交渉中などと言って紹介してくれないこともあります。
※レインズとは不動産会社が売主から預かった物件を、不動産会社のみが使用できる不動産流通サイトに登録しなくてはならない責任が発生します。
この不動産流通サイトを使用すれば、正規の不動産会社なら全国どこからでも自由に情報取得や物件売買の交渉を行うことができます。
不動産業者の中には意図的にレインズ登録を遅らせたり、わざと魅力のない物件に見せたりする悪質な行為をする業者もいます。
もちろん、両手取引する業者がすべてこうした行為をしているわけではありませんが、売主にとっては本当に信用に値するかどうかを見極めることは非常に難しいです。
こうした問題が起こっている中での、ソニー不動産が取り入れたビジネスモデルは売主にとって非常に安心感を与えてくれます。
ソニー不動産は自社で買主を探さないことを公言しているため、売主が損をするかもしれないというリスクをなくすことができます。
『海外では片手取引は当たり前』
ソニー不動産が片手取引のみを行うという手法は世界的に見ればスタンダードで、むしろ世界的に見たらほぼすべての不動産業者が両手取引を行えるという方が異例なのです。
海外の不動産会社では、売主側の不動産会社は売主だけ、買主側の不動産会社は買主だけに、代理人として依頼人の希望を満たすために動いています。
この国際的な常識をいち早く取り入れたのがソニー不動産なのです。
【ソニー不動産で査定・売却を使った人の満足度?】
売主にとって強い味方のソニー不動産ですが、実際に使った人の満足度はいかがなのでしょうか?
ソニー不動産の公式サイトによれば、総合満足度は91.8%とかなり高いです。
この結果は実際にソニー不動産を利用して、成約に至った人たちを対象としたアンケート結果から得られた数値で公式サイト内でも実際にアンケートを公開しております。
しかし、このアンケートはソニー不動産を利用して成約をした顧客からとったアンケート結果で、実際には未成約で契約まで至らなかったアンケートは含まれない為、このアンケートがすべてではありません。
ですが、これからソニー不動産を利用しようと考えている人にとっては参考になるコメントがあり、不満な点や評価の低いコメントも掲載しているので交換が持てます。
『ソニー不動産の最大の欠点とは?』
ソニー不動産の最大の強みである片手取引のみを行うという事は、売主にとっては非常に魅力的な業者だと言えます。
しかし、そんなソニー不動産にも最大の欠点があります。
それはまだ全国的には知名度が低いという事で、ソニー不動産の営業範囲は1都3県(東京・神奈川・千葉・埼玉)しかないという事です。
営業範囲については今後の拡大に期待するしかありません。
ですが、1都3県に住まれている方からすると地域密着型の不動産会社と呼べるのではないでしょうか?
『ソニー不動産を使った人の口コミ・評判』
実際に
ソニー不動産を利用して物件を売却したことのある人の口コミ・評判を聞いて、今後の仲介業者選びの参考にしてください。
男性/39歳
売主としか契約をしないというソニー不動産のスタンスが、響いたので契約をしたところ見事に成約に至りました。
自分の見積もりよりも少し高い提案をソニー不動産から受けたので、最初は大丈夫かなと心配していたのですが、割とスムーズに契約まで運びました。
実際にかかった期間は制約までに5カ月と少しでしたが、成約したことより確かな戦略があり、感銘を受けました。
男性/38歳
私は専任媒介契約で物件を任せたのですが、残念ながら未成約に終わってしまいました。
様々な戦略を立てて頂いたのですが、はっきり言うとチンプンカンプンでした。
私は早期売却を目指していたので依頼をしたのですが、オリンピック開催までの期間を視野に入れた売却方針では困ります。
長期的になるのは致し方ない事なのですが、オリンピック開催までなんていくら何でも長すぎます。
早期売却を狙っているのであれば、両手取引を行っている不動産会社でも構わないからお願いするべきでした。
結局、別の不動産会社に買い取ってもらいました。
早期売却を目指しているなら、頭に入れておくべきです。
男性/46歳
不動産会社の中には営業は腰が低いが目線は上からというところが多かったのですが、ソニー不動産はかなり親身になって対応してくれました。
さすが大手の会社さんだなと感心しました。
成約までは少し期間はかかってしまいましたが、私の意図をくみ取ってくれることが多かったので満足しております。
売却価格もそこまで落とすことなく売却できましたのでうれしく思っております。
片手取引や割引などの話はよくわかりませんが、不動産会社としてかなり心強いと感じました。
男性/53歳
実際に売却することができましたし、私の希望額範囲内で売却できたので総合的に見て満足しておりますが、ところどころ対応が遅いところが気になりました。
親切で丁寧なのは良いのですが、担当者が他の物件を多数抱えすぎていて、1件当たりの対応が後手に回っているような気がします。
営業マンの数を増やすべき、営業範囲をもっと広げるべきだと感じました。
ですが、総合的に見て満足だったので、ソニー不動産に依頼できるのなら他の不動産に頼る必要がないかと思います。
男性/41歳
家の売却なんて初めてで全く右も左もわからない状態だったので、ソニー不動産に頼りきりになってしまいました。
私が全然気にしていない良い点をいくつも見つけてくれて、物件の広告のチラシも綺麗に作ってくれました。
それよりも購入希望者のニーズを良く知っているで、さすがはプロだと感心致しました。
【ソニー不動産が向いている人・向いていない人】
ソニー不動産に向いている人
・初めて売却するという方又は不慣れな方
・他の不動産会社で依頼していたが思うように反響がなかった方
・交渉事があまり得意ではない方
・仕事などが忙しくて、売却にかけられる時間がない方
ソニー不動産に向いていない人
・売却ではなく不動産会社への買取を検討している方
・首都圏以外の方
【ソニー不動産の評判・口コミ~まとめ~】
ソニー不動産はデメリットらしいデメリットが見当たらない為、非常に良い会社といえます。
ご自身の物件を売却する場合は、色々な不動産会社に依頼をして一番良いところに物件を任せるのが一般的です。
その中にソニー不動産を選択肢に入れることをお勧めします。
もしソニー不動産と他社の査定額や営業マンの評価が同じなのであればソニー不動産を選ぶべきです。
なぜなら、他と違ってソニー不動産は売主目線であるからです。
会社の方針で片手取引のみの、手数料割引サービスなどを行っており購入希望者からすれば、高く売れる可能性が高くなりメリットが大きいです。
ですが、首都圏でしか利用されていない為、地方の土地等は手数料が低くビジネスが成り立たちません。
現在、首都圏に不動産を所有していて売却を検討中ならソニー不動産をお勧めします。