査定依頼のときに、机上査定 or 訪問査定のどちらを選べばよい!?
不動産一括査定を利用する際や、不動産会社に直接訪れて査定依頼をするときに『机上査定』『訪問査定』のどちらかを選ぶ必要があります。初めての不動産売却のときに聞きなれない用語が突如現れるのですが、どちらを選択するべきなのでしょうか。
結論
- 1年以内に売却を予定しているのであれば、訪問査定を選ぶべき
- 市場価格、資産価値を知りたいのであれば、机上査定を選ぶべき
上記内容を参考に机上査定 or 訪問査定を選びましょう。
とその前に、そもそも机上査定って何!?訪問査定って何!?と仰る方も多いのではないでしょうか。
机上査定とは!?
机上査定は、査定依頼を受けた不動産会社が、依頼された物件の部屋を確認せずに、過去の成約事例や、近隣情報、市場動向などを踏まえて、おおよその査定価格を割り出します。
机上査定は、訪問査定と比べ、査定価格の信憑性は薄く、概算数字であるため、所有している資産価値、市場価値の概算を知る分には十分な査定手法です。先ずは、価格だけ知りたいという方には『机上査定』がオススメです。
実は、不動産一括査定の依頼の大半は『机上査定』なのです。
訪問査定とは!?
査定の依頼を受けた不動産会社の担当者が、所有されている不動産(マンション・戸建て・土地)を訪問し、外観、部屋の内部、眺望、日当たりなど、総合的に確認した上で査定価格を算出します。
訪問査定は、机上査定よりも細かくチェックするため、現時点の相場を正しく把握することができます。そのため、1年以内に売却を検討されている方は、できる限り正しい相場を把握するために、『訪問査定』を選びましょう。
訪問査定のデメリット
訪問査定は、不動産会社が直接物件を閲覧するため、時間と手間をかけて対応してくれます。
裏返すと、売却に向けて査定依頼を実施してくれる不動産会社に対して本気度を伝えることになるため、『不動産会社の営業活動が頻繁になる』『売却を検討していることを周囲の人に知られる可能性がある』など、多くの方が敬遠される事項に踏み込むことになります。
売却に向けてそこまで温度感が高くないのであれば、机上査定。本格検討であれば、訪問査定を選択しましょう。
結論
- 1年以内に売却を予定しているのであれば、訪問査定を選ぶべき
- 市場価格、資産価値を知りたいのであれば、机上査定を選ぶべき
実際に、机上査定と訪問査定では、査定額に数百万円差が出ることも良くあります。訪問査定は、室内が汚れている状態だと査定価格も下がり、よりリアルな査定価格を算出してくれます。