離婚と住宅ローンの問題をどう解消する!?
結婚生活に終止符を迎え、いざ離婚しようと思っても、住宅ローンについて話し合う必要性があります。そもそも所有している不動産を売却するのかしないのか!?引き続き、住宅ローンを支払い続けるのか!?など、離婚によりさまざまな選択があります。離婚によりどのような影響、選択があるのか1つ1つ確認していきましょう。
住宅ローンは財産分与の対象になるのか?
財産分与とは、結婚生活の中で夫婦が協力して築きあげた財産を、離婚の際に夫婦それぞれの財産として分ける行為のことをいいます。財産分与には、不動産(土地・建物)、自動車、家電、保険、株、年金などさまざま内容が該当します。不動産は財産分与の対象になることから、住宅ローンももちろん含まれます。
住宅ローンは価値を把握。売却を検討する!?
売却を検討する際に非常に重要なのが、所有している不動産(土地・建物)が住宅ローン以上に価値があるかないか。
1.家の価値が低く、住宅ローンが多く残ってしまう。
住宅ローン > 家の価値 ×
家を売っても住宅ローンが残ってしまうので一般的な方法での売却はできません。離婚した後にも2分割して住宅ローンを支払うか or どちらかが継続して住宅ローンの完済まで支払います。
2.家の価値が高く、売価すると住宅ローンは完済し、差分の利益が生じる。
住宅ローン < 家の価値 ◎
売却金額にて住宅ローンの残債を支払い、利益分は夫婦で2分割する財産分与になります。この場合は、凄く綺麗な形で、離婚により揉めることはあまりありません。
いずれにしても、離婚前に所有している不動産の相場を把握しなければなりません。不動産の相場把握には、便利な一括査定サイトがあります。全て無料で利用ができますので、是非確認してみてください。