不動産(マンション・戸建て・土地)には2つとして同じものは存在しない為、売れる不動産と売れない不動産があります。
ご自身が今不動産の売却を検討しているのなら、売れる不動産の要素が多いのか、それとも売れない不動産の要素が多いのかを客観的にチェックしてみましょう。
そうすることで、不動産売却方法や売却価格の設定なども異なってきますので是非一度チェックしてみてください。
不動産売却については、先ずは無料査定の依頼を実施してみましょう。
【売れやすいマンション・戸建て・土地とは!?】
売れやすいといっても、不動産の購入を希望しているすべての人に売れやすい物件などありません。
購入を検討している人にも希望条件がありますので、いくら売れやすい物件の要素が多くても見ている人にとっての希望条件が合わなければ見向きもされません。
一般的に多くの人が望んでいるであろう条件を詳しく説明していきます。
『一般的な間取りである』
一般的な間取りとは、夫婦と子供2人の家庭が普通に暮らせるような平凡な間取りの事を言い、こうした間取りは売れやすくなります。
反対に、注文住宅のような施主の希望する特徴的な間取りや、いびつな間取り、見た目を重視したような間通りなどの場合、同じようなライフスタイルの人でなければ売れません。
そのような買主に出会える可能性はとても低くどうしても時間がかかってしまいます。
また、一般的な間取りではあるが部屋と部屋が隣接しており、奥の部屋に行くには手前の部屋を通らなければいけないような古い間取りの場合も、売れにくいと言えます。
『周辺環境や立地などが良い』
買い物施設や病院、銀行、学校、公園などの施設が周辺にあるような環境の良い不動産はそれだけで売れやすい不動産と言えます。
また、大きな幹線道路に面しているよりは、閑静な住宅街の中にある方が購入希望者売者には好まれます。
その他、大規模な新築工事を行っているような土地はこれから発展が見込めるエリアと言えるので、売れやすくなります。
そうしたエリアは似たような家族構成の人たちが購入しますので、近所づきあいもしやすくなるでしょう。
『築浅である』
築年数は浅ければ浅いほど早期の売却ができますが、築5年以内の売却の場合はなぜそんなに早く売却に出したのかを購入希望者に聞かれることがあります。
購入する側としては「いわく付き物件なのでは?」「近隣に迷惑な人がいるのではないか?」などと気になるものです。
その為、築年数の浅い不動産を売却する場合は、購入希望者にしっかりと売却理由を伝えるようにしましょう。
一方、築年数の古い不動産は、購入後すぐに修繕や補修が必要になってくることも多いため敬遠されがちです。
しかし、築年数が古くても部屋の内装の修繕や補修記録を購入希望者に提示することで心配事を取り除くことができて売却を早めることも可能です。
『日当たりが良い事』
賃貸にしろ購入にしろ物件を選ぶ条件で『日当たり』は多くの人が気にされる条件の一つです。
特に日中家にいる時間の長い主婦や小さい子供がいる家庭などは日当たりを非常に気にされます。
日当たりは悪いからと言って、変えることができません。
南向きは明るく、北向きは暗いというわけでもなく、北向きのバルコニーの物件でも明るい部屋もあります。
もし、ご自身の不動産が日当たりの悪い物件なら、購入希望者の内覧時には部屋の電気は事前に全部つけておいた方が良いでしょう。
『駐車場が広い』
マンションの場合は機械式の駐車場や区画割された駐車場で、駐車スペースが広い事はほとんどありませんが、戸建の場合車が1台しか止められない不動産より、2台3台置けるような駐車スペースの大きい不動産の方が売れやすいです。
もし、駐車スペースがない物件の場合、別で駐車場を探さなければいけない為、余計に費用が掛かってしまいます。
庭を縮小して駐車スペースを確保できるのなら、売却に出す前に準備しておくことをお勧めします。
『内装や外装が綺麗』
同じような物件の場合、見た目の綺麗さで売れるか売れないかが決まりますので、室内は綺麗だが、外装が汚れていた場合なども売れにくくなります。
立地条件は変えることができませんが、内装や外装は手を入れてきれいにすることはできるのでできる範囲の中で綺麗にすることをお勧めします。
例えば戸建ての場合などは外観の汚れている部分をブラシでこすって汚れを落としたり、苔を取り除いたりしましょう。
また、内装の壁紙や天井・クロスなどの剥がれがある場合は、補修しておくようにしましょう。
また、電気のスイッチプレートなどの手垢を拭くなどして可能な範囲で手を入れるようにしましょう。
【売れやすい不動産(マンション・戸建て・土地)の特徴とは!?~まとめ~】
現状でも売れやすい物件でも、全く何もしなくても良いわけではなく、掃除や必要なら簡単なリフォームも行うと良いでしょう。
ちなみに業者に依頼するような大規模なリフォームをする必要はありません。
これは注文住宅の売却と同じで、施主の好みや特徴的な壁紙やクロスなどに変更してしまうと、同じような価値観のある人でなければ購入してもらえないからです。
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